猫の手募金 | 新潟動物ネットワーク

猫の手事例79　
新潟市中央区ゴミ屋敷に住む猫
令和1年7月〜　

経緯

令和1年7月、会に中央区社会福祉協議会から相談があり対応しました。ゴミ屋敷で問題になっているお宅（男性、独居）があり、未手術の猫が何頭かいる。福祉の立場からは、このままというわけにはいかず、何らかの対策をしたいとのことでした。

対応

成猫４匹、生後１ヶ月ほどの子猫３匹、他所からくる雄猫１匹の合計８匹。かなり気難しい方で、子猫は交通事故にあったりで増えない、困っていないとのことでしたが、手術だけでもさせて欲しいといったら承諾してくれたことから猫の手募金を利用することとしました。

解決に向けて

１１月６日捕獲開始、翌朝までに４匹を捕獲できました。生後１ヶ月の子猫2匹もいましたが権利放棄してもらえず・・・一旦引き下がりました。その後、何度か足を運んだもののそのままになっていましたが、近所の方から相談があり、当時、未手術だった猫はいなくなり、前回、１ヶ月ほどの子猫だったうち１匹が成長して子猫を産んでいました。会いに行ったら痩せた体でまだ子猫のようでした。何度かトライしたものの、結局、つかまえることができず、そのうち生まれた子猫は全て行方不明になってしまいました。飼い主は盗まれたと言っていますが、死んだのではと思います。もう少し、継続してトライして行こうと思っています。